TOEIC L&R 点数アップの必須教材「TOEIC公式問題集」の使い方について
みなさまこんにちは、わんたろうです。
今回は、このブログでお勧めした「公式TOEIC Listnenning&Reading 問題集」の具体的な使い方についてお話させていただきます。
この教材はその名の通り問題集ですので、基本的には問題を解いた後に解説を読むことになりますが、その際に4つポイントがあります。
ポイント1 最低3回は繰り返す
ポイント2 時間を測って問題を解く
ポイント3 解説を読む際に、問題文と回答文で使用されている単語を覚える
ポイント4 Vol1から6までのうち、できるだけ3冊以上(おすすめは新しいものから3つ)取り組むようにする。
順次各ポイントについて解説をさせていただきます。
ポイント1 最低3回は繰り返す
なぜ複数回繰り返し解くのかというと、それは3つ理由があります。
一つ目は、ポイント3につながるのですが、問題文、回答文で使用されている単語を覚えるためです。TOEICでは公式問題集で使用された単語がテスト本番でも使用されることが良くありますので、公式問題集に掲載された単語を覚えるのがTOEIC向けの語彙力強化に最も効率が良いと考えています。
二つ目は、繰り返し解くことで問題文の傾向をつかむためです。TOEICテストでは、各パートの出題形式は決まっており、リスニングパート、リーディングパートの問題の傾向も各回で似通っている部分があります。よって、問題文の傾向をつかむと、リスニングでは回答文を読むだけで、問題文を聴く前にある程度問題文で話されるであろう会話の中身を予測できたり、リーディングでも短時間で問題文の内容を把握できたり、問題として掲載されている文章の大意を推測することができるようになります。
TOEIC L&Rはとにかく時間との闘いですので、上記点は高得点獲得にあたり大きなアドバンテージになります。
三つ目は、各パートごとの解き方を身に着けるためです。TOEIC L&Rは、とにかく時間的な制約が大きいテストですので、解き方を勉強してより短時間で回答する訓練を行うことが不可欠です。公式問題集はTOEIC L&R本番に最も近い形式の問題集といえますので、この訓練を行うのに最適な教材といえます。
ポイント2 時間を測って問題を解く
これは本番の形式にもっとも近い公式問題集を通じて、テスト本番での時間配分の練習をするためです(特にリーディング)。リーディングセクションは、とにかく時間との戦いになりますので、各パートについて、1問あたりどれくらいの時間をかけられるのか、感覚的に覚えておく必要があります。公式問題集を通じて事前に練習をしておけば、解いていく中で「そろそろスキップして次の問題にいかないと間に合わない」といった判断を的確にすることができ、結果として解けない問題はパス(適当にマーク)し、すべての問題に目を通すことができるようになります。
ポイント3 解説を読む際に、問題文と回答文で使用されている単語を覚える
これはポイント1でも書きましたように、TOEICの語彙力強化にあたっては、公式問題集中の単語を覚えることは必須です。
ポイント4 Vol1から6までのうち、できるだけ3冊以上(おすすめは新しいものから3つ)取り組むようにする。
公式問題集は2020年6月の時点で合計6冊発売されています。理想はすべてこなすことではありますが、時間もなかなかかかってしまい、また古い版のものは出題形式が変更される前に発売されているものもありますので、すべてこなすのがむずかしければ新しい版から3冊はこなすことをおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか。誤解を恐れずに言うならば、高校生程度の基礎的な英文法知識が身に付いている方であれば、上記を意識して公式問題集を解いていただければTOEIC本番で800以上は獲れるのではないか、と考えています。是非参考にしてみてください!